【荒川区】「眠れない」「不眠症」をもっと相談しやすく。睡眠障害内科の標榜について【睡眠障害内科】
2026年6月からてらすクリニックにっぽりは睡眠障害内科の標榜を行います
2026年6月1日から、医療機関が標榜できる診療科名の組み合わせに「睡眠障害」が追加されます。これにより、内科などの診療科名と組み合わせて、睡眠の問題を診療する医療機関であることを、これまで以上に分かりやすく示せるようになりました!
「眠れないくらいで受診してよいのだろうか」「睡眠薬をもらうほどではない気がする」「いびきや日中の眠気は、何科に相談すればよいのだろう」と迷われる方は少なくありません。今回の制度変更は、そうした方が睡眠の悩みを相談する入口を見つけやすくするための、大切な一歩だと考えています。
睡眠の問題は、単に夜眠れないというだけの問題ではありません。不眠が続くと、日中の眠気、集中力や作業能率の低下、気分の落ち込みなどにつながることがあります。睡眠不足や睡眠障害による休養不足は、注意力低下や人為的ミスの危険性を高めます。
また、睡眠の問題は社会全体にも大きな影響を与えます。米国のRAND Corporationの報告では、睡眠不足による日本の経済損失は最大で年間1,380億ドル(1ドル150円換算で150兆円以上!?)、GDP比では最大2.92%と推計されています。つまり、睡眠は個人の健康だけでなく、仕事の効率、安全、社会全体の活力にも関わる問題です。
不眠の悩みは決して珍しいものではありません。国立精神・神経医療研究センター提供のこころの情報サイトでは、不眠の悩みは3人に1人、不眠症は10人に1人程度にみられるとされています。寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、朝早く目が覚めてしまう、眠った気がしない、といった症状が続き、日中の生活に支障が出る場合には、少なくとも相談をして欲しいと私たちてらすクリニックにっぽりは考えています。
一方で、睡眠の問題は不眠症だけではありません。たとえば、いびき、睡眠中の無呼吸、起床時の頭痛、日中の強い眠気がある場合には、睡眠時無呼吸症候群が隠れていることがあります。日本呼吸器学会では、睡眠時無呼吸症候群は成人男性の約3〜7%、女性の約2〜5%にみられると説明しており、日中の眠気は作業効率の低下や居眠り運転事故、労働災害の原因にもなり得ます。他のコラムでも睡眠時無呼吸症候群については記載しておりますのでご参考にして下さい。
当院でも、睡眠障害内科の標榜を行います。ただし、今回の標榜によって、当院の診療内容が急に大きく変わるわけではありませんしやることは変わりません。
今までもこれからも、まずは良く睡眠に関する状況を聞き、そもそもどういったタイプの不眠なのか(入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、リズムの問題)
精神的な症状に伴う不眠症・睡眠障害なのかを確認する、内科的な要素のある不眠症・睡眠障害なのか確認する(睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群、内服薬の副作用など)、それとも純粋な不眠症の要素が強いのか確認する。(原発性不眠症)
丁寧な問診の後に、原因や要素に応じた個別プランの治療を組み立てて行きます。
適切な睡眠環境や生活習慣をとることで良い眠りが得られるように睡眠衛生指導を行う(非薬物療法)、不眠症治療薬の検討(薬物療法)、内科的な疾患の改善(睡眠時無呼吸症候群の治療CPAP)などを進めて参ります。
ですので今回の標榜によって何かが急に変わるわけではない、「これまでと違う特別な治療を始める」というよりも、患者さんに「睡眠のことで相談してよい場所だ」と分かっていただくためのものです。
睡眠の治療は、睡眠薬を出すことだけではありません。生活リズム、寝室環境、日中の活動量、ストレス、こころの状態、身体の病気、服用中のお薬、いびきや無呼吸の有無などを確認しながら、原因に応じて対応していくことが大切です。必要に応じて、検査や他の専門医療機関との連携を行うこともあります。
次のような症状がある方は、一度ご相談ください。
- 寝つきが悪い状態が続いている
- 夜中に何度も目が覚める
- 朝早く目が覚めて、その後眠れない
- 十分寝たはずなのに休まった感じがしない
- 日中の眠気や集中力低下で困っている
- いびきや睡眠中の無呼吸を指摘された
- ストレス、不安、気分の落ち込みとともに眠れなくなった
「眠れない」は、がまんするしかない症状ではありません。睡眠の不調は、こころとからだの状態を知らせるサインであることもあります。
これまで以上に、気軽に睡眠の悩みを相談していただければと思います。
てらすクリニックにっぽりで相談できること
てらすクリニックにっぽりでは、精神科・心療内科の医師が、日中の眠気、睡眠の浅さ、朝起きられない、集中できないといったお悩みについて診療を行っています。
睡眠の問題は、こころの不調や生活リズムの乱れと深く関係していることがあります。
そのため、診察では睡眠時間だけでなく、日中の眠気の程度、生活リズム、ストレスの状況、気分の落ち込み、不安、集中力の低下、ADHDの特性が疑われる症状なども含めて確認します。
必要に応じて、生活リズムの整え方、睡眠環境の見直し、こころの不調への治療、薬の調整などを検討します。
専門的な睡眠検査が必要な場合について
日中の眠気の原因として、ナルコレプシーなどの過眠症や、睡眠時無呼吸症候群などが疑われる場合があります。
これらの病気では、専門的な睡眠検査や、入院しての評価が必要になることがあります。
当院で症状や経過を確認た上で、睡眠時ポリグラフィーなど当院で可能な検査は当院で行い、高次病院の受診が必要な場合は受診についてご相談させていただきます。
「まずはどこに相談すればよいか分からない」という方も、受診のきっかけとしてご相談いただければと思います。
このような方はご相談ください
- 日中の眠気が強く、仕事や学校に支障が出ている
- 夜は寝ているのに、昼間に眠くなる
- 朝起きるのがつらく、遅刻や欠席が増えている
- 睡眠が浅く、寝た気がしない
- 集中力が続かず、ミスや先延ばしが増えている
- ADHDの可能性が気になっている
- 眠気とともに、不安や気分の落ち込みがある
- ナルコレプシーなどの過眠症が心配
- いびきや睡眠時無呼吸を指摘されたことがある
睡眠の悩みを整理することは、こころと体の調子を整える第一歩です。
「眠いだけだから」と我慢せず、気になる症状が続く場合は早めにご相談ください。
日暮里駅から徒歩1分、WEB予約も可能です
てらすクリニックにっぽりは、JR日暮里駅から徒歩1分の場所にあります。
WEB予約は24時間受付可能です。
通勤・通学の前後や、お仕事帰りにもご利用いただきやすい立地です。
日暮里周辺にお住まいの方はもちろん、都内各地、千葉県・茨城県方面から通勤・通学で日暮里駅を利用される方にもご来院いただきやすい場所にあります。
ご予約は、24時間Web予約可能ですこちらのページよりお取りください。
沿線主要駅から日暮里駅までのアクセス目安
当院は日暮里駅から徒歩1分の場所にあり、JR常磐線・山手線・京浜東北線、京成線、日暮里・舎人ライナーをご利用の方にも通いやすい立地です。
また、西日暮里駅からも徒歩圏内のため、西日暮里周辺にお住まいの方や、東京メトロ千代田線をご利用の方にもご来院いただきやすい場所にあります。
| 駅 | 日暮里駅までの目安 |
|---|---|
| 西日暮里駅 | 約2分、徒歩でも約10分前後 |
| 北千住駅 | 約6〜8分 |
| 松戸駅 | 約16分 |
| 柏駅 | 約25〜32分 |
| 南千住駅 | 約5分 |
| 青砥駅 | 約9〜14分 |
| 京成高砂駅 | 約12〜17分 |
通勤・通学の前後や、お仕事帰りにも立ち寄りやすく、継続的な通院にも便利です。
長く続く不安や心配、眠れない、疲れやすい、集中できない、動悸や息苦しさがあるなどの症状でお悩みの方は、一人で抱え込まずご相談ください。
※所要時間は目安です。時間帯・列車種別・運行状況により異なる場合があります。
監修者情報
東京医科歯科大学医学部医学科卒業(現・東京科学大学)
地方中核病院やメンタルクリニック・訪問診療クリニックなどで勤務
てらすクリニックひきふね 院長
(内科・心療内科・精神科・訪問診療)