心療内科・精神科・内科

荒川区西日暮里2-19-4 たちばなビル9F 日暮里駅から徒歩1分 [MAP]

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双極性感情障害(躁うつ病)・気分の波

「何日も眠らず頑張れて調子がいいと思ったら、急にどん底まで落ち込んでしまった」
「気分が盛り上がりすぎて、後で後悔するような買い物をしたり、誇大なことを言って周囲を困らせたりしてしまう」

こうした激しい気分の波は、性格のせいではなく、適切な治療が必要な脳の病気「双極性感情障害」かもしれません。

てらすクリニックにっぽりでは、心療内科・精神科の医師による診療を行っております。日暮里駅徒歩1分、平日18:30まで受付、土日も開院しており、お仕事や学業でお忙しい方でも治療を継続しやすい環境を整えています。

双極性感情障害とは

双極性感情障害は、気分が異常に高揚する「躁(そう)状態」と、激しく落ち込む「うつ状態」を繰り返す病気です。単なる「気分のムラ」とは異なり、放置すると対人関係や仕事などの社会生活に深刻な支障をきたすため、早期に波を安定させることが重要です。

双極性感情障害の3つのタイプ

気分の波の激しさや持続期間によって、主に以下の3つのタイプに分類されます。

1. 双極性感情障害 Ⅰ型

社会生活に重大な支障をきたす「激しい躁状態」とうつ状態を繰り返します。一睡もせずに動き回る、衝動的な高額購入、周囲との激しいトラブルなどが現れることがあり、状況により入院治療が必要になるケースもあります。

2. 双極性感情障害 Ⅱ型

「軽い躁状態(軽躁状態)」「深い猛烈なうつ状態」を繰り返します。躁状態は「少し調子が良く仕事がはかどる」程度に見えるため、単なる「うつ病」と誤認されやすく、注意深い診断が必要です。一部の海外研究では、当初うつ病と診断された患者様の約30%が双極性感情障害 Ⅱ型であったとの報告もあり、慎重な鑑別が求められます。

3. 気分循環性障害

軽度の気分の高揚と、軽度の落ち込みを、少なくとも2年以上にわたって頻繁に繰り返します。慢性的で「情緒不安定な性格」と誤解されがちですが、本人には強い生きづらさがあります。

心と体に現れるサイン

ご自身やご家族に、以下のようなサインはありませんか?

躁(または軽躁)状態を疑うサイン

  • 睡眠: 眠らなくても平気で、活力がみなぎる
  • 思考: 話し続けたり、次々にアイデアが浮かんだりする
  • 自信: 自分は何でもできるという万能感がある
  • 行動: 衝動的な買い物やギャンブル、性的奔放さ
  • 感情: 怒りっぽくなり、周囲をコントロールしようとする

うつ状態のサイン

  • 感情: 強い落ち込み、何事にも興味がわかない
  • 身体: 体が鉛のように重く、動くのが辛い
  • 思考: 思考が停止し、決断ができなくなる
  • 心理: 強い自責の念、消えてしまいたいと感じる

丁寧な見極めが必要な疾患(鑑別診断)

双極性感情障害は以下の疾患と見間違われやすく、治療法も大きく異なるため、専門医による慎重な見極めが必要です。

  • うつ病: 過去に一度でも「躁エピソード(軽躁含む)」があったかどうかが鍵です。
  • 境界性パーソナリティ障害: 対人刺激に反応して数時間〜数日単位で激しく動く場合に疑われます。
  • ADHD(注意欠如・多動症): 躁状態の多動性と似ていますが、ADHDは幼少期からの持続性が特徴です。
  • 統合失調症: 躁状態が極端になり幻聴や妄想(誇大妄想)が出現した際、慎重な区別が必要です。
  • 身体疾患: バセドウ病などの甲状腺疾患が原因で波が出ることもあるため、内科的なチェックも欠かせません。

治療について

当院では「薬物療法」「環境調整」「心理教育」の3つを並行して行います。

1. 薬物療法

気分の波を穏やかにする「気分安定薬(リチウム・バルプロ酸等)」の使用が推奨されています。また、抗精神病薬を併用することもあります。

【うつ病治療との違い】
抗うつ薬をメインに据えないことが一般的です。抗うつ薬の使用により躁状態へ移行(躁転)し、病状が不安定になるリスクがあるため、使用には慎重な判断が必要です。(※状況により使用することもあり、必ずしも間違いではありませんが、慎重な判断が求められます。)

2. 社会生活の調整

  • 休養のサポート: うつ状態で仕事や学校が困難な場合、診断書により調整をサポートします。当院では診断書を原則当日発行いたします。
  • 環境整備: まずは精神的・肉体的な休養を取り、お薬で精神面を安定させることが先決です。

3. 心理教育と精神療法

  • 病気の理解: お薬継続の重要性を認識し、自分の「再発のサイン」を理解してコントロールを目指します。
  • 認知行動療法: 過度な自己否定に対し、バランスの取れた考え方に整えていくサポートを行います。
  • 周囲の協力: ご家族に再発のサインを理解してもらい、支援と見守りのバランスを整えます。

回復と再発予防への道のり

双極性感情障害は、症状が落ち着いた「寛解(かんかい)」の状態を維持することが何より大切です。「治った」と思っても、自己判断でお薬をやめると再発しやすく、一度不安定になると立て直しに時間がかかることがあります。

日暮里駅徒歩1分の当院では、内科併設の強みを活かした身体チェックを行いながら、土日や夕方診療を通じて、皆様の治療における良き伴走者でありたいと考えています。

双極性感情障害かな?なんだか落ち込んでいる気がする、思えば当てはまるところがあるなという方は、お気軽にWebからご予約をお取りください。

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